サイト内検索導入をお考えの皆様こんにちは!
サイト内検索は導入する前に、多くのサイト内検索サービスの機能や導入事例などを比較すると思います。この記事では、サイト内検索導入前にどのようなこと考慮してサイト内検索を選んだら良いのかをチェックリスト形式で紹介していきます。
目次
サイト内検索導入:弊社の紹介と導入事例
最初に弊社のサイト内検索「S4」を紹介をさせてください。
サイト内検索S4を提供しています。2017年4月にサービスを開始しました。大手のポータルサイトやECサイトで検索機能の開発・改善を担当していたメンバーが検索事業に携わっており、KDDIのスマートフォンサービス「auWebポータル」「auサービスTOP」「auスマートパス」などにおいて、検索サービスの機能開発・運用を担当し、サービスのUU向上や売上増大に貢献すべく取り組んでいます。S4はこれまでSupershipが培ってきたこれらの検索エンジンのノウハウを、ASPとしてサイト内検索にご利用いただくソリューションです。
サイト内検索導入事例はこちら
https://www.s4p.jp/case-studies/
大手ECサイトや大手ECモールに導入実績がございます。
サイト内検索導入前にそもそも必要なのか?
サイト内検索を導入する前に考えないといけないのがそもそもいるのかいらないのか?
ほとんどサイト内検索が使われていないサイトで導入をしても意味がない可能性があります。
有名ブロガーのYAT氏は、このブログでサイト内検索は利用率だけに注目するべきではなくどんな人に使われているのかを考えることが大切だと述べています。
重要だと考えている2つの文章を引用いたします。
“サイト内検索はエンドユーザーにとって利用される事が少ないとしても得られる情報は非常に有益なものが多く、その情報を元にサイトを改善した結果、サイト内検索を利用しないユーザーに対しても必要としている情報へアクセスしやすいサイトへ改善できる事が多いです。”
サイト内検索は誰に使われるのか? – YATのblog
サイト内検索のデータは、必要な情報へアクセスしやすくするための重要なヒントです。サイト内検索を導入する前にまずはサイト内検索のデータから改善ポイントを見つけ出してみることをオススメしています。
”制作する場合にクライアントがサイト内検索を必要としている場合、何故必要なのかを考えることと、クライアントもまたそのサイトのユーザーであり、ヘビーユーザーであるということを忘れないことが重要かと思います。”
サイト内検索は誰に使われるのか? – YATのblog
サイト内検索をサイト運営者が一番利用しているということはよくあることです。サイト内検索を使うのはヘビーユーザーということを忘れてはいけません。サイト内検索を使やすく便利にするためには、ヘビーユーザーがかかえているサイト内検索の不満や便利にするためのアイディアを直接聞いてみるのも良い方法です。
サイト内検索は誰に使われているのか?
サイト内検索を使うユーザーの特徴とは?
・サイト内をよく利用するヘビーユーザー(サイト管理者を含む)
・サイト内で商品を探している購入意欲の高いユーザー
サイト内検索は、購入意欲が高いユーザーやヘビーユーザーが使っていることがわかっています。彼らのサイト内検索のキーワードには、サイトのコンバージョン率の改善や離脱率を下げるためのヒントがたくさん詰まっています。
導入する前に:サイト内検索はどれくらい利用されているのか?
サイト内検索がどれくらい利用されているのかは、まずはGoogleアナリティクスを使ってどれくらい利用されているか把握してみてください。
Googleアナリティクスのサイト内検索からユーザーのニーズを理解する – コラム | サイト内検索エンジン Supership Search Solution(S4)
サイト内検索の結果になにも表示されないキーワードを抽出する方法
一番多い悩みはサイト内検索の結果、商品があるのにサイト内検索でひっかからないということです。
単語を可視化する方法を紹介します。こちらのブログを参考にしてみてください。
サイト内検索の0件ヒットをGoogleアナリティクスで計測する方法 – コラム | サイト内検索エンジン Supership Search Solution(S4)
サイト内検索導入前のチェックリスト
□サイト内検索がどれくらい利用されているのかをGoogleアナリティクスで把握できているか?
□サイト内検索で0件ヒットのキーワードを把握しているか?
サイト内検索導入比較:機能や価格の違い
サイト内検索は、無料で使えるものから有料の安いプロダクトから高いプロダクトまであります。なぜ無料のものから有料で高いものまであるのでしょうか?
無料で使えるサイト内検索
無料で使えるサイト内検索の代表的なプロダクトは、Googleカスタム検索エンジンです。無料で使える代わりにサイト内検索をした際にサイト内検索の結果の中に広告が表示されます。
メリット:無料で使えることや導入が簡単なことから多くのサイトで使用されています。
デメリット:コンバージョンする確率の高いユーザーを競合サイトへ誘導してしまう可能性があります。
有料のサイト内検索の価格の違いについて
サイト内検索の金額が高いサービスは何が違うのでしょうか?
サービスの質を良くするために辞書登録にお金をかけていたり、検索サービスの改善のためにA/Bテストをまわしたり、機能改善を定期的に回せる人材を確保したりしています。
もちろん、どんなサイト内検索の機能を利用したいという要望にも答えられます。
サイト内検索の精度の違いは、辞書に登録されている単語や検索アルゴリズムによって変わります。サイト内検索の精度を高めるためには、日々の改善が不可欠です。サイト固有の特性に合わせたチューニングをしていくことで確実にサイト内検索の精度は高くなっていきます。
もちろんサイト内検索の結果を素早く返すためのサーバーも用意が必要です。サイト内検索の価格はこうしたサイト内検索の改善をするためのインフラの職人やアルゴリズムを調整する職人が必要不可欠です。
サイト内検索導入前のチェックリスト
□無料と有料のサービスの違いを理解しましたか?
□有料のサイト内検索の機能や価格の違いを理解しましたか?
サイト内検索導入前の機能チェックリスト
ユーザビリティーチェック
□キーワードの入力をサポートする「サジェスト機能」が実装されているか?
□絞り込み検索は実装されているか?
□日本語英語など文字揺れに対応できているか?
サイト内検索の精度
□売りたい商品を上位表示できているか?
□検索結果がゼロになるキーワードに不満を持っているユーザーはいないか?
□検索結果がゼロになるキーワードを辞書登録でカバーできているか?
サイト内検索の速さやシステム負荷
□新しい商品もすばやく検索結果に反映されているか?
□検索結果が表示される速度は遅くないか?
□サイト内検索が多い場合にサイト全体が重くなっていないか?
データダッシュボード
□アクセス解析でサイト内検索の状況を把握できているか?
□検索しているユーザーのコンバージョン率やCTRを把握できているか?
□検索結果がゼロになるキーワードを把握できるダッシュボードがあるか?
サイト内検索導入比較:費用対効果について
サイト内検索を導入する際に重要となるのは費用対効果です。サイト内検索を導入した前と導入後でどれくらいの数値改善ができるかを計算する必要があります。
ECサイトの売上=訪問数×コンバージョン率 ×客単価
この計算式で計算できます。サイト内検索の精度が高くなることでコンバージョン率が高くなることがわかっています。
・訪問者1人あたりの購買額(コンバージョン率×客単価)がどれくらい上昇が見込めるか?
・サイト内検索のCTRをどれくらい上昇させるとコンバージョン率があがるのか?
・離脱率改善によりどれくらいの客単価を見込めるか?
・1人あたりのサイト内検索の回数を減らし目的の商品をすばやく見つけられるか?
コンバージョン率の目標値や離脱率の改善の目標数値からECの売上を逆算し、サイト内検索のサービスを提供している会社に実現が可能なのかを問い合わせをしてみると良いと思います。費用対効果を考えて適切な投資を検討してみてください。
関連記事:ECサイトのサイト内検索を改善しないともったいない理由 – コラム | サイト内検索エンジン Supership Search Solution(S4)
サイト内検索導入前のチェックリスト
□サイトの売上と訪問者数と客単価を数値で出せるようになっていますか?
□サイト内検索の離脱率を把握していますか?
□サイト内検索のCTRを把握できていますか?
□サイト内検索変更によるコンバージョン率の目標はありますか?
サイト内検索導入比較:導入後のPDCAについて
サイト内検索は、導入後のPDCAが回せるかがサイトの改善のポイントです。
・ゼロ件ヒットがどれくらいあるのかを可視化できるダッシュボードはあるか?
・サイト内検索のA/Bテストをできる環境はあるか?
・ユーザビリティーを高めるための開発リソースはあるか?
これらは、サイト内検索導入後に必要になってくることです。サイトのデータを可視化しサイトの改善を素早く回すための人材の確保や予算やA/Bテスト環境を整備し常に改善目標に向かって動ける組織が大切です。
PDCAを高速に回すために、サイトデータに合わせたサイト内検索のアルゴリズム調整やゼロマッチを防ぐための辞書データの追加やデザイン調整が必要になってきます。
サイト内検索導入前のチェックリスト
□サイト内検索のデータを可視化できるダッシュボードはあるか?
□サイト内検索のA/Bテストができる環境は整備されているか?
□サイト内検索の開発リソースは確保できるか?
□サイト内検索を改善するためのデータを持っているか?
サイト内検索導入についてまとめ
チェックリスト形式でサイト内検索導入前に準備することを紹介いたしました。すべての項目をチェックできている会社様はそんなに多くありません。
まずは、サイトのサイト内検索のデータを眺めることから始めることをオススメします。
弊社のサイト内検索は導入後の解約率は0%です。
お客様と常にコミュニケーションをとり、より良いサイト内検索を一緒に構築していきましょう!!!