目次
はじめに
前回のコラム「検索連動型広告 – ユーザーの探求心を活用」では、サイト内商品広告S4Adsの広告出稿形態のうち、検索連動型広告についてご説明させていただきました。
(リテールメディアに関する詳細は「リテールメディアとは?リテールメディアが今、アツい!」をご参照ください)
今回は2つ目のレコメンド型広告の概要とメリットについてご紹介していきます。
※通常のレコメンドエンジンの運用については下記の記事をご覧ください
【ECサイト運用者必見!】レコメンドを活用して売り上げアップを目指そう
レコメンド広告とは
レコメンド型広告は、ECサイトのさまざまな場面において、ユーザーに商品やサービスを効果的に提案します。
レコメンド型広告では、ユーザーの閲覧履歴、購買履歴、クリック傾向、購買行動などを分析し、ユーザー別に最適な商品をカスタマイズして表示します。
そのため、ユーザーにとって高度なパーソナライズ体験を提供することが可能となり、ECサイトのリテールメディア化の実現がより一層可能となります。
レコメンド広告3つのメリット
レコメンド型広告には、以下の3つの点で大きなメリットがあります。
1.ユーザーに寄り添った広告表示
レコメンド広告は、ユーザーの閲覧履歴や購買履歴など能動的な行動ログをもとにロジックが構成されるため、よりユーザーの「ほしい」に寄り添った商品が広告として表示されます。
その結果、レコメンド広告は他のサイト内広告よりも購入率・広告のROASが高い傾向にあり、広告効果を最大限高めることができる枠となります。
2.さらなる売上の実現
商品詳細ページやカートインページなどといったユーザーの購買意欲の高いページには、
ユーザーが閲覧しているものと類似した商品を広告として表示することで、単なる広告の域を超えてユーザーの購買体験を向上させるツールとして利用いただくことができます。
その結果、通常のレコメンドもしくはそれ以上にクロスセルやアップセルの機会が増えサイト自体の活性化にも繋がります。
3.顧客忠誠度の向上
レコメンドの機能を用いてパーソナライズされたECサイト内での体験は、ユーザーのサイトに対する忠誠度を高めます。レコメンド広告は、このような体験をアシストする大変親和性の高い広告です。
レコメンド広告を通してユーザーがサイトで満足した経験を積み重ねることで、ロイヤリティの高いユーザーとの長期的な関係が築くことができるきっかけを生み出します。
ECサイトとレコメンド広告
レコメンド広告は、ECサイト内でのユーザーの購買体験を向上させ、売上を増加させる有力なツールです。
リテールメディアの競争が激化する中、レコメンド広告はECサイトの成功に不可欠な要素となるはずです。
前回ご紹介した検索連動型広告と今回ご紹介したレコメンド広告、いずれもS4Adsで実現が可能です。
ECサイトのリテールメディア化を実現するために、ぜひ導入をご検討ください。