うれしいことに、ECモールのサイト内検索連動広告のお問い合わせが増えています。
モール内リスティング広告のシステムをASP型で導入できるということで「S4Ads」が導入実績や収益化に貢献していることでご好評いただいています。
SupershipではECサイト向けのサイト内検索システム「S4」を提供していますが、「サイト内検索連動型広告」のソリューション「S4Ads」も手がけています。
サイト内検索連動型広告は、検索によるサイト回遊のUXの改善を行いつつ、自社サイトを広告媒体とした新たな収益源も創出できる施策ですので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください!
検索連動型広告といえば、国内ではGoogle広告やYahoo!プロモーション広告が多くのシェアを占めています。
この記事では、徐々にECモールにおけるサイト内検索連動型広告の需要が増えている理由やサイト内検索連動型広告を導入を検討すべき理由を書きました。
目次
サイト内検索連動型広告とは?
検索連動型広告とは、GoogleやYahoo!など検索エンジンの検索結果に表示される広告のことです。検索を利用した人がGoogleなどの検索ボックスで入力したキーワードに関連した広告を検索結果に掲載できます。クリックすると費用が発生する広告です。
GoogleやYahoo!だけが検索連動広告ではありません
Amazonもスポンサードプロダクトと表示されている検索連動広告を導入し、すでに多くの方々が費用対効果を実感していると思います。
サイト内検索連動型広告の効果
サイト内検索を利用する人は購入意欲が高いユーザーです。サイト内検索を利用するユーザーのコンバージョン率は使わないユーザーの平均で3倍近くあることが過去のデータからわかってきています。メーカーや販売店舗は購入意欲の高い人へ広告でアプローチをすることがマーケティング・チャネルを広げるうえで効率的だということに気が付き始めています。
Google広告に使っていた広告予算をAmazonのマーケットプレイスなどAmazonに予算配分を増やしているメーカーも増えています。
”Amazonはすでに、ロレアル(L’Oréal )やフィリップス(Phillips)などの世界的な企業が、Googleの検索広告に投入していた予算の一部を、自身のマーケットプレイスへ移行させることに成功している。”
引用元:GoogleとAmazonがせめぎあう、ショッパーマーケティング : オンライン化しつつある予算 | DIGIDAY[日本版]
こうした動きの背景には、購買意欲の高い人が集まるサイトの検索する場所が「陳列棚」という認識が高まっているからだと言われています。
商品を探す際にまずはAmazonで検索を始めるというユーザーの行動がコンバージョン起点となっていることが大手メーカーのロレアルやフィリップスが広告予算をAmazonに予算配分をするようになった要因だと考えられています。
こうした動きは、国内で人気のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」でも検索連動広告の導入が始まったことから徐々に他のECモールでも浸透してくるものだと考えられています。
サイト内検索連動型広告の導入例
サイト内検索連動型広告を導入したAmazonとZOZOTOWNは、どちらもサイト内検索連動型広告を大きな収益源として活用しています。
Amazonの例
2018年のAmazonの広告売上は36%増加しています。Amazon上での広告効果が高いことの裏付けになっています。
“今四半期の売上は合計27億ドル(約2990億円)で、前年同期比で36%増加した。”
引用元:Amazon の「広告売上げ」は順調、ただし伸び率は鈍化:要点まとめ | DIGIDAY[日本版]
Amazonの広告売上が上がっている背景には、Amazon内での検索連動型広告の費用対効果が良いからだと考えられています。
2018年現在の米国では、デジタル広告ビジネスの2強、GoogleとFacebookがシェアの57.7%を占めています。Amazonは第3位の4.1%のシェアです。
2020年の予想ではAmazonのシェアは7%まで上がると予想されます。今後ますます拡大していくことが考えられています。
※この広告費はPCやモバイルやその他デバイスを含む全てのインターネットの広告予算なので全てが検索連動広告というわけではありません。
ZOZOTOWNの例
ZOZOテクノロジーズ代表取締役の金山裕樹氏は、2018年12月26日付の日経クロストレンドの記事でこのように述べています。
” ZOZOの出店ブランド数は年々増加しており、直近の出店店舗数は1183にまで拡大している。ところが、「実際の利用者が目にする商品数はそれほど変わっていない」(金山氏)。つまり、商品数は膨大になったにもかかわらず、多すぎて探せない状況を招いているわけだ。売りたい商品があっても、「マーケティングをする手段がなかった」(金山氏)ため、商品群に埋もれてしまうことが課題だった。そこで、出店者向けには検索連動型広告を導入した。”
引用元:「革命の軍資金に」 ZOZOはどうやって広告で稼ぐのか:日経クロストレンド
検索連動型広告は、多すぎて探せなない状況を解決する施策として有効でさらにはモール運営者側としての新たな収入源として大きな期待をされています。
取り扱い商品の多い「ゾゾタウン」で他社商材に埋もれず商品をPRでき、しかもユーザーの検索に合わせて表示されることから費用対効果は高いとしており、正価品の販売が伸びるケースも出てきているようだ。
引用元:「ZOZOTOWN」の今――“ZOZO離れ”報道では見えない課題や強みを通販専門紙が解説 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
ゾゾアドは、費用対効果が高いということで人気になっているようです。
サイト内検索連動型広告が必要な理由
数年前までは、ショッピングをする際にはGoogleで検索をし商品を見つけ購入するという流れでした。
近年では、ショッピングをする際にまず最初によく利用するECモールやフリマアプリなどを使い検索をし商品を探します。売れる商品カテゴリーは多くの商品が出品されます。
例えば、スマホのバッテリーやTシャツやサンダルなど売れるのでたくさんの商品が出品されています。
ECモールとしては、同じカテゴリーにたくさんの商品が掲載されることはうれしいことではありますが一方で悩みでもあります。
多くの商品を掲載しているのにもかかわらずユーザー側に全ての商品を検索結果に表示しきれないために、機会損失にもなっています。
特に新商品が発表されたのにECモール内ではレビューや購入者が少ないために、見てもらえないという状態になっていませんか?
ECモール利用ユーザーとしては、ファッションサイトでTシャツを出品したとして「Tシャツ」で検索してもなかなかお目当ての商品が見つからないということはよくありませんか?
出店者側としては、商品を出品しても見てもらいたいのに見てもらえなない、購入してもらいたいが気づかれていないので売れないという状態になっていませんか?
サイト内検索エンジンを開発している私たちも、サイト内検索の検索ロジックを改善することでサイトの売上を上げるために努力していますが、売れている商品しか売れないという状態になっていないでしょうか?
こうしたサイト内で売りたい商品を売れない出店者側はもっと売るために広告を出したがっています。
サイト内検索連動型広告の導入実績
弊社では昨年サイト内検索連動型広告「S4Ads(エスフォーアズ)」を発表後、多くの反響と多くの問い合わせをいただいております。
Wowma!(ワウマ)-通販サイト様
https://wowma.jp/
ほか、大手ファッションサイトなどで実績があります。
参考記事:Supership、サイト内商品広告ソリューション「S4Ads(エスフォーアズ)」の提供を開始 〜広告出稿機能でECサイトを広告媒体とした、新たな収益機会を創出〜|Supership
弊社のサイト内検索連動型広告の導入が増えている理由
・サイト内検索連動型広告の運用実績などが評価されている
・導入まで短期間で実装が可能
・日本の有名ECモールでも実績が増えている
・ASP型のため、現在使っている検索エンジンと併用して導入できる
などが弊社のサイト内検索連動型広告の導入が増えている主な理由です。
今後さらにサイト内検索連動型広告「S4Ads(エスフォーアズ)」導入を検討するケースが増えてくるのではと期待しています。
サイト内検索連動型広告を導入可能なサイトの例
- アパレル・アクセサリーの専門サイト
- 食品のネット販売の専門サイト
- 雑貨・インテリアのネット販売の専門サイト
- 家電・AV機器・事務・ビジネス用品のネット販売の専門サイト
- 美容・健康などの専門サイトや口コミサイト
- おもちゃ・楽器などの専門サイト
- スポーツ・レジャー・バイク・自動車の販売サイト
- キッズ・ベビー・マタニティの専門サイト
- ペット・ペットフードの専門サイト
- 人材紹介サイト
- 不動産サイトなど
人気のキーワードが集中するようなサイトではサイト内検索連動型広告と相性が良く、サイトの新たな収益源として期待できます。
サイト内検索連動型広告「S4Ads」の特徴
S4Adsは、以下の特徴を備えたシステムとともに、掲載面コンサルティングや営業トレーニング、媒体資料作成などのサポートを提供します。
・「S4」をベースとした、高いCTR・ROASを実現する高精度広告配信エンジン
・予算切れや在庫切れと連動した自動掲載コントロール
・Web・アプリ両方への実装が可能なAPI配信機能
・予算設定と商品入札だけで広告出稿が可能な、サプライヤーが使いやすい出稿機能 ※
・手作業での集計が不要な実績集計・レポート機能 ※
※ 出稿機能・レポート機能は管理画面またはAPIでの提供します。